朝が苦手な子におすすめ!小学生の身支度ルール化アイデア

子育て

朝が苦手な子ども…親のストレスも限界?

「早くして!」「もう学校遅れるよ!」
朝の支度に追われるママの声、毎日叫んでいませんか?

小学生になってもなかなか自分で準備ができない、声をかけないと着替えない、ボーッとして時間が過ぎる……
そんな“朝が苦手な子”に頭を抱える家庭は多いです。


なぜ子どもは朝の身支度が苦手なのか?

そもそも、子どもが朝の準備が苦手なのには理由があります。

  • ・時間感覚がまだ未熟
  • ・眠気が残っていて頭が働かない
  • ・「何をすればいいか」がわかっていない

「だらだらしてる」のではなく、“どうしたらいいかがわからない”のが実態です。


ルール化が鍵!朝の支度を「自動化」しよう

大人でも、ルーティンが決まっていれば朝の支度はスムーズ。
子どもも「決まった順番」「やるべきこと」が明確になると、行動がしやすくなります。

そこでおすすめなのが、「朝の支度をルール化する」こと。


我が家の「朝支度ルール化」成功パターン

以下は、我が家で取り入れてうまくいった流れです。

  1. ① 起きる
  2. ② 顔を洗う
  3. ③ 着替える
  4. ④ 朝ごはん
  5. ⑤ 歯磨き
  6. ⑥ ランドセルチェック
  7. ⑦ 忘れ物確認(チェックリスト)

この順番を見える化してポスターにして壁に貼るだけで、子どもが行動しやすくなりました。


視覚で伝える!「身支度ポスター」の作り方

文字だけでなく、イラストや写真を使って「何をするか」が一目でわかるポスターを作ります。

✔ 作り方のポイント

  • ・子どもが読める簡単な言葉にする
  • ・行動をイラストや実際の写真で表現
  • ・順番を番号付きで明確にする

100均のホワイトボードやマグネットボードを使うのもおすすめです。


ゲーム感覚で楽しく!タイマー活用術

ただのルールだけだと飽きてしまう子には、「ゲーム感覚」を取り入れます。

✔ おすすめのやり方

  • ・1ステップごとにタイマーを使う(3分以内に着替え!など)
  • ・全部終わったら「朝ミッションクリア!」と褒める

子どもは“時間”よりも“遊び”に反応しやすいので、競争形式が効果的です。


起きられない問題には「夜の仕込み」

朝バタバタしないためには、夜の準備が重要です。

✔ 我が家の夜の仕込み例

  • ・服を寝る前にセット
  • ・水筒・ハンカチ・宿題チェックは夜に済ませる
  • ・翌朝の声かけをメモにして本人の枕元へ

夜にやっておけば、朝の「何着よう?」「どこに置いたっけ?」がなくなります。


起こし方の工夫で朝の機嫌をUP

「早く起きなさい!」と怒鳴るのは逆効果。
子どもの心地よい目覚めを工夫しましょう。

✔ 優しい起こし方のアイデア

  • ・音楽を流して徐々に明るく
  • ・ぬいぐるみでトントンしてあげる
  • ・「一緒におにぎり作ろうか」と楽しい提案で誘う

失敗しても責めない!リセットの声かけ術

「またできなかった」「怒ってしまった…」
そんな日は、気持ちを切り替える言葉が大事です。

✔ リセットのための一言

  • ・「今日はうまくいかなかったね。でもまた明日があるよ」
  • ・「ママも失敗するから大丈夫」
  • ・「明日はどうすればうまくいくかな?一緒に考えよう」

責めるより、一緒に考える姿勢が子どもを前向きにします。


うまくいかない時期もある。それでも続けるコツ

完璧なルーティンなんてありません。
うまくいく日もあれば、うまくいかない日もある。それでOK。

大事なのは、できなかったことよりも「続ける」こと。

ママの余裕がなくなったら、一度「今日は手を抜こう」と決めて、休憩することも大切です。


番外編:忘れ物ゼロのために!朝の「見える収納」アイデア

子どもが朝バタバタしてしまう理由のひとつに、「持ち物の場所がわからない」「どこに置いたかわからない」があります。

そこで我が家では、“見える収納”を意識することで、子ども自身で準備ができるようにしました。

✔ おすすめの収納例

  • ・ランドセル置き場は定位置に固定(棚・フック)
  • ・マスク・ハンカチ・名札は専用トレイにセット
  • ・毎日のチェックリストを玄関横に掲示

子どもでも「どこに何があるか」がわかりやすくなると、探し物の時間が減り、イライラも減少。

何よりも「自分でできた!」という達成感が、次の日のやる気につながります。


番外編:朝ごはんでスイッチを入れる工夫

朝起きても、エンジンがかからない子には、朝ごはんで“やる気スイッチ”を入れる工夫もおすすめです。

✔ 元気が出る朝食のコツ

  • ・温かいスープで体を内側から目覚めさせる
  • ・好きな具材の小さなおにぎりを用意する
  • ・子どもと一緒に「朝ごはんの準備」をする

「ごはんを食べて目が覚めた」「おにぎり握って楽しかった」
そんな前向きな感覚が、朝のスタートを変えてくれます。

一日を元気に始めるには、「朝ごはん」と「やることリズム」をセットで考えることがポイントです。

 

番外編:忘れがちな「声かけフレーズ」で朝を笑顔に

毎朝バタバタしてしまうと、つい声を荒げてしまいがち。
でも、たった一言の「声かけ」で、子どもも親も笑顔になれる瞬間があります。

✔ 朝のおすすめ声かけ例

  • ・「おはよう、会えてうれしいよ」
  • ・「昨日より5分早くできたね!」
  • ・「今日も頑張ってるね、ママ嬉しいよ」

子どもは言葉で自信を持ち、気持ちが整います。
「やらせる」ではなく「見守る」「応援する」スタンスで関わることで、毎朝の空気が少しずつ変わっていきます。

 

番外編:休日こそ「朝の練習日」にしてみよう

平日は忙しくて手が回らないというご家庭も、休日は少し時間に余裕があるのではないでしょうか。
そんな休日は、子どもと一緒に「朝の身支度ルーティンを練習する日」として活用するのがおすすめです。

タイマーを使って「朝チャレンジゲーム」にしたり、親子で身支度表を見ながら確認してみたり。
ふだんはできない声かけや関わりを意識して行うことで、平日の実行力にもつながります。

「うまくできたらご褒美シール!」など、成功体験を増やす仕組みを作ると、本人のやる気もアップ。
遊び感覚で身支度の流れを覚えられるので、親もストレスなく習慣化をサポートできます。

                     

まとめ|朝の身支度は“自立”の第一歩

小学生のうちに「自分で身支度ができる」力をつけることは、自己管理能力にもつながります。

ただし、それを習慣化させるには、親の工夫やサポートが必要です。

焦らず・責めず・一緒に成長する気持ちで、「うまくできたね!」の笑顔を増やしていきましょう。

ルール化と見える化で、朝のイライラがぐっと減るはず。

まずは一つだけでも、明日の朝から取り入れてみてくださいね。

今日から、ゆるく始めてみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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