毎日、子どものこと、家のこと、家族のこと…気づけば自分のことは後回し。
気を抜けば部屋も心もごちゃごちゃで、何にイライラしてるのかも分からない…。
そんな日々を過ごす中で、ふと「私、ちゃんと生きてる?」と思ってしまうことってありませんか?
今回は、そんな“疲れたママの心と体をリセット”するために、実際にやってみてよかった7つの習慣をご紹介します。
どれも時間やお金がかからず、今日からできることばかり。
頑張るママの毎日が、少しでも軽く、笑顔で過ごせるヒントになれば嬉しいです。
1. 朝の5分ストレッチで「心も体も目覚める」
朝、起きてすぐに布団の上で軽く体を伸ばす。それだけで1日がちょっと違います。
- 肩回しで血流アップ
- 背伸びで姿勢を整える
- 腰や股関節をゆっくり動かす
「ヨガ」とか「エクササイズ」なんて大げさなことじゃなくてOK。
ほんの少し動くだけで、頭のモヤモヤもスッキリします。
子どもを起こす前に、自分の体を起こす。
それだけで1日のスタートが前向きになれますよ。
2. お気に入りのマグカップで飲む1杯の飲み物
育児に追われていると、飲み物すら“流し込む”ように飲んでいませんか?
私は、お気に入りのマグカップにハーブティーやカフェオレを入れて、子どもが寝た後の5分間だけ「自分を休ませる時間」にしています。
飲み物にこだわるというより、「自分のための時間を取る」という意識が大事。
何を飲むかより、「どう過ごすか」なんです。
3. スマホのSNS断ちで“他人と比べない”
育児のイライラの原因の一つが「比べてしまうこと」。
SNSを見れば、キラキラしたママや完璧な家庭があふれていて、つい「私ってダメだな」と思ってしまいがち。
一時期、私はInstagramを1週間閉じただけで、かなり気持ちが軽くなりました。
「私のペースでいい」「誰とも比べなくていい」
そう思えるだけで、家事や育児がラクになります。
4. 子どもと一緒に“笑う時間”を作る
疲れていると、子どものちょっとした行動にもイライラしてしまうことってありますよね。
でもそんなときこそ、あえて「ふざける」時間を作ってみてください。
- 変な顔をして一緒に笑う
- おもしろ動画を一緒に見る
- 踊ったり歌ったりする
子どもと一緒に笑うと、不思議と心がリセットされて、「まあいっか」と思える余裕が生まれます。
笑顔って、最高の癒しです。
5. 1日5分の「床リセット」で心が整う
部屋の散らかりと、心の散らかりって不思議とリンクします。
私は「1日1回、床をスッキリさせる」を自分に課しています。
おもちゃ、洗濯物、ゴミ、紙類…とにかく一度、床から全部なくす。
たったこれだけで、「私は今、自分の暮らしを整えてる」という実感がわきます。
完璧じゃなくてもいい。
小さなリセットで、気持ちがグッと軽くなります。
6. 「私のための予定」を月1で入れる
育児に全力で取り組んでいると、「自分の予定」ってどんどんなくなっていきます。
そこで私は、月に1回、自分のためだけの予定を入れるようにしました。
- カフェで一人時間
- 美容院でリフレッシュ
- 映画を観る
ほんの数時間でも、「私はママである前に、ひとりの人間なんだ」と思い出せます。
この時間があるかないかで、翌月の育児のパフォーマンスが全然違うと実感しています。
7. 「全部できなくて当たり前」と声に出す
最後に大切なのは、“自分への許し”。
育児・家事・仕事・人間関係…全部に完璧を求めるのは、もうやめにしましょう。
私はよく、「今日もよくやったよ、私。全部は無理でも、生きてるだけで100点」と、声に出して自分に言います。
口に出すと、不思議と気持ちも切り替わります。
自分を責める前に、ぜひ自分を褒めてあげてください。
まとめ:「リセット習慣」で毎日に“ゆるやかな余白”を
育児も家事も、毎日がエンドレスの繰り返し。
でも、ほんの少しの「リセット習慣」を取り入れるだけで、心の中に“ゆとり”が生まれます。
今回紹介した7つの習慣は、どれも派手なことではありません。
でも、その地味な積み重ねが、ママの「今日もやれるかも」という気持ちにつながるのです。
今日からできるリセット習慣:
- 朝のストレッチ
- お気に入りのカップで1杯の飲み物
- SNS断ち
- 子どもと笑う時間
- 床のリセット
- 月1の“私予定”
- 声に出して自分を認める
たった1つでもいいので、今の自分に合いそうなものから取り入れてみてくださいね。
リセット習慣を“続けられるコツ”とは?
せっかく自分をいたわる習慣を始めても、「忙しくてやめてしまった…」なんてこと、ありますよね。
私も以前は「3日坊主の常連」でしたが、次の3つを意識するようになってから、無理なく続けられるようになりました。
① ハードルをとことん下げる
「1日30分運動する」なんて理想は最初だけ。
「1分でもやったらOK」と決めておくと、ハードルが低くて達成しやすくなります。
たとえば、
- ストレッチはベッドの上で3回伸びるだけ
- お茶を飲む時間は1分でも「自分の時間」とカウント
- 片付けは“目についた物をひとつだけ”
「これだけでもOK」と自分に許可を出すと、継続がラクになります。
② タイミングを決めておく
「気が向いたらやる」は、子育て中だとほぼ不可能。
・朝起きたら
・子どもが寝たら
・歯磨きのあとに
といったように、すでにある習慣にくっつけることで、行動しやすくなります。
③ “できなかった日”も責めない
できなかった日があっても、「ダメだ」と思わないでください。
むしろ、「今日は休めた」と前向きに捉える方が、結果的に続けやすくなります。
習慣は、“毎日やること”ではなく、“やりたいと思ったときに戻れる場所”と考えましょう。
ママが元気になると、家族も元気になる
「子どもが笑ってくれるように」「家族が快適に暮らせるように」
そんなふうに、日々奮闘するママの存在は、本当に大きい。
でも、そのために、ママ自身がボロボロになってしまったら意味がありません。
ママが笑っていられること、機嫌よく過ごせること。
それこそが、家族みんなの幸せの“土台”なんです。
だからこそ、「私は私を大切にしていい」と、心から思ってほしい。
リセット習慣は、ママがママでいるための小さなメンテナンス。
その積み重ねが、長い子育て生活の中での“安心”になります。
【体験談】リセット習慣で救われたエピソード
■「育児が嫌いになりそうだった」ママの声
子どもに怒ってばかりで、「なんでこんなにイライラするんだろう」と自分に嫌気が差していました。
でも、夜の5分間だけ、スマホを見ずに深呼吸する時間を作ったら、
「自分の気持ち」に気づくことができて、少しずつ変わりました。
■「毎日がルーティンで辛かった」ママの声
ご飯を作って、お風呂に入れて、寝かせて…同じ毎日に疲れていた私。
ある日、ふと思い立って子どもとお揃いのパジャマを買い、
「今日はおそろいDAY!」とふざけてみたら、笑いがあふれました。
ちょっとした遊び心も、リセットになるんだなと実感しました。
■「頑張りすぎて倒れた私」からの提案
一時期、何もかも一人で抱えすぎて、ついに体調を崩しました。
そのときに言われた言葉が今でも心に残っています。
「倒れたら誰が子どもを見るの? 自分を守ることが一番の育児よ」
それからは、毎週金曜日は“なにもしないデー”にしています。
お惣菜OK、洗濯もしない、夜は一緒に寝落ちでもOK。
週に1回、そういう日があるだけで、1週間がんばれるようになりました。
「自分を休ませる力」を、育てよう
私たちは、「がんばること」は得意でも、「休むこと」はとても下手。
でも、リセット習慣を通じて、自分に問いかける機会が増えました。
・今日、私はどんな気分だった?
・今、一番したいことって何?
・これ、私が本当にやらなきゃいけないこと?
そうやって「自分に聞く」ことが、心のリセットにつながるんです。
おわりに:がんばらない“自分時間”を大切に
子育ては、本当に大変。
でも、それと同じくらい、ママ自身を労る時間も大切です。
リセット習慣は、がんばるために「がんばらない時間」をつくること。
完璧じゃなくていい。
ちょっとくらい手を抜いても、ズボラでも、笑っていられたらそれでいい。
この記事が、誰かひとりのママの「明日もやってみようかな」に繋がったら、嬉しいです。
今日も、ここまでやってきたあなた、本当にお疲れさまです。
また明日、少し笑っていられるように。
あなたの毎日に、もっと笑顔が増えますように。
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